H.I.D. バーナー交換: ヘッドランプ(Lo) |
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Replace H.I.D. Headlight Burners (Lo) |
名 称 | メーカー | 品 番 | 価格(税別) |
Xenon Ultinon | PHILIPS | - | ¥0 |
フィリップス 《アルティノン》 フラッシュ・ホワイト 6000K Philips Xenon Ultinon Flash White 6000K |
写真1: パッケージ |
写真2: 点灯状態 6000K |
フィリップスウェブサイトのユーザーレポート(2002年末)および広報誌で私のインプレッションが紹介されました。 パッケージ(写真1)は私が装着した当時のものです。 現在(2004年9月)はデザインが変更(中身は一緒?)されています。 |
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《アルティノン》には、「D2R」と「D2S」の2タイプがありますが、レガシィの純正HID装着車に適合するのは、「D2R」と呼ばれているタイプです。 一台分(2個)が入ったコンパクトなパッケージには、「車検対応」、「フラッシュホワイト」、「色温度6000ケルビン」などと書かれています。 取付手順が懇切丁寧に書かれた取扱説明書と、「PHILIPS」の切り文字ステッカーが同梱されていました。 作業は業者に任せるように、と書いてあるわりには一般ユーザー向けとしか思えないような詳しい説明書が入っているあたり、何か矛盾してる気がしました。 まあ、どーでもいいのですが・・・
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蒼い閃光です! とりわけ点灯直後は相当蒼いです。(写真3) 初めて点灯したときは、ちょっとびっくりしましたが、暫くして安定してくると、上の写真のように程よく落ち着いて、「フラッシュホワイト」といった色あいになります。 路肩の白線、ガードレールや反射板などが蒼く反射して、車内からでも純正バーナーとの違いは一目瞭然です。 感じ方に個人差はあると思いますが、色温度の上昇で視界が確保しづらくなった印象は特にありません。 センターラインやガードレールはむしろクッキリ見えるようになりました。 ただ明暗がハッキリすると、明るいところは良く見えるようになりますが、逆に暗いところは見難くなる、これは両刃の剣でもある点を認識しておくべきでしょう。 |
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写真3: 点灯直後 かなり蒼いです (写真はBE5C) |
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写真4: フィリップス アルティノン 6000K |
写真5: 純正 HID バーナー |
富士重工発行の新世紀LEGACY整備解説書では、HIDバルブの交換は安全上の理由ということで、ヘッドランプユニット(写真6)を車体から外して行なうよう指示していますが、バルブ交換そのものはユニットを外さなくても可能です。 ということで、私は電源OFFを確認、HIDコントロールユニットへのコネクタ(写真6-A)を外した上、車体装着状態のまま交換しました。 BE/BH型レガシィのA〜C型までのHID装着車では、灯体裏側の防水用のバックカバーがむやみに外せないようにいじり止つきのトルクスねじ(タッピングスクリュ、サイズT25)で固定されていましたが、D型以降は廃止されて交換がたいへん容易(捻るだけ)になりました。
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写真6: ヘッドランプユニット (写真は右側ユニット) @ ロービーム(HIDバーナー)ソケット A Hi/Loコネクタ B ハイビーム(H1) C クリアランス/コーナリングバルブソケット D クリアランス/コーナリングコネクタ E ウインカーバルブソケット |
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因みに、もともと装着されていた純正HIDバルブも同じフィリップス製(ドイツ製)でした。 外見上の違いは外側に露出しているセラミックチューブが純正バーナーは茶色、アルティノンは青色な程度で、他は見分けはつきません。(写真7) また、耐熱樹脂ベースのことろにアルティノンのバルブには「NOT FOR USE IN EUROPE/USA」と印刷してありましたので、多分欧米では認証が取れていない(取れない?)のだと思います。
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写真7: アルティノン(左) 純正(右) |
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実は、フィリップスのユーザーモニターに幸運にも選ばれたため、投資額ゼロで装着をすることができました。 だからヨイショする訳ではないのですが、取り付けてから約2年経った今でも品質・性能上の問題は発生しておらず、満足度は高いです。 色温度的にはもっと蒼いのも市場には出回ってますが、多分目的が違うんですよねぇ・・・(笑) 実用性(視認性)を考えれば個人的には6,000Kあたりが上限のような気がします。 作成日:2004.11.14. |
最終更新日:2004.11.26. |