KENWOOD カーナビゲーションシステム |
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KENWOOD: GPS Car Navigation System |
名 称 | メーカー | 品 番 | 価格(税別)*) |
ハイブリッドHDDナビシステム | Kenwood | HDX-710 | ¥250,000 |
パルウス フィルムアンテナ | 原田工業 | FLA-102G | ¥- |
AUX入力ユニット | ADDZEST | EA-1155A-A | ¥- |
アンテナ分配器 (VICS FM多重) | Kenwood/スバル | H0019AE201 | ¥ 7,000 |
*) 希望小売価格
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デモ映像は、こちら・・・ |
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写真:インダッシュは3DIN最上段に設置。 立ち上がり画面はユーザー設定が可能。 |
これまで使っていたアルパインのナビは10年間トラブルフリー(!)で活躍してきました。 私はルート案内を頼る使い方よりむしろ自分の現在位置を把握する目的で使っていた(正確には当時のナビのルート案内は使い物にならない)ので、地図データの鮮度以外は旧型ナビでも十分用は足していました。 それでも10年前の性能と今のとでは月とスッポン、絶えず新製品をチェックしながら自分にマッチした製品が出るのを待ち続けていたんですけどね。 人気のパイオニアやパナソニックのナビも気になってはいたのですが、タッチパネルにこだわってきたKENWOODのナビも世間ではマイナーながら私には気になる存在でした。 ただ、インダッシュのものはシルバーのボディカラーしかなく、それが引っかかって購入するには至ってませんでした。 ところが2003年秋のマイナーチェンジでブラックボディになって状況が一変しました。 実売価格も10万円台半ば(2003年10月時点)で、HDD、VICS(3メディア)込みなのでお買い得感バッチリ、溜まっていた物欲菌が一気に増殖してしまいました。 それにしても、定価と実売価格の差が10万円以上もあるっていうのは何なんでしょう? ■ナビ性能 ひとことで言えばタッチパネルによる直感的なインターフェースと非常に速いレスポンス、瞬時に行われるルート検索がこのナビのウリではないでしょうか。 地図画面の連続スクロールも途切れることがなく、これまで使ってきたナビが年代モノだっただけに高機能さに感心するばかりです。 私はナビにルート案内を任せるというよりは、ナビから情報を得て自分でルートを判断する使い方をしている(冗長ルートを引いたりするのでナビを信用していないともいう)ので、都内を走っていてVICSからの最新情報が常に地図上に表示されるのは本当に便利です。 このナビの渋滞回避機能を観察していると、リルートはあまり積極的にはせず、少々の混雑なら突入してゆくタイプのようです。 実際、渋滞に並んだほうがヘタに迂回するより早いケースもあるのでこれはこれで親切なのかもしれません。 不満点は、やはりモニタが立っているときにエアコンパネルが利用できないことでしょう。 パナソニックのように一時的にモニタを倒す機能があればかなり救われるのですが・・・ ■Music Cellar 購入前はあまり気にも留めていなかったHDDの音楽ファイル再生機能(Music Cellar)ですが、使ってみると案外便利だったりします。 ただ、MP3フォーマットの音楽ファイルを直接読み込むことはできず、添付の専用プログラムソフト(Music Cellar)をパソコンにインストールしてKENWOOD独自のファイル形式(KSF)に変換して、メモリースティックを介してHDD内の専用フォルダに転送しなければならず、一回限りの作業とはいえCD何枚分にもなると結構時間と手間がかかる点とユーザがメモリースティックとノートパソコンを所有(デスクトップPCでも勿論OKですがMS持ってクルマとPCの間を何往復もする必要あり)していることを前提としている点がちょっと難点です。 あと、MSを抜き差しするのにいちいちナビの前面パネルを脱着しなければならないのも面倒くさいったらありません。 ■テレビ 室外アンテナは立てたくなかったので、製品付属のアンテナは使わずフィルムタイプのものをリアガラスに貼り付けていますが、期待以上の受信感度に満足しています。 チャンネル切り替えなどすべてタッチパネルでできて操作性は良好です。 VICS(FM多重)アンテナは、4本あるテレビアンテナから1本を振り分けるように取説には書いてありますが、スバルの純正オプション扱いでケンウッド製のアンテナ分配器が設定されているので、ヘッドユニットのFMダイバシティアンテナから取り出すようにしました。(構成図参照) ■リアビューカメラ このナビにはリバースギアに連動させてモニタ映像を切替できるリアビューカメラ対応のビデオ入力端子が備わっています。 当初は取り付ける予定はなかったのですが、どうしても検証したくて導入してしまいました。 リアビューカメラのページはこちら・・・ お店で取り付けてもらうとどうしても時間との勝負なので見えない部分はかなり適当に作業をされてしまうようです。 ユーザがそれで納得なら別にとやかく言う筋のものではないのですが、私は店(特に量販店)の作業レベルを見ている絶対任せる気にはなれないので取り付けは当然DIYです。 最近のナビは、アンテナだけでもGPS、VICS、TVと3種類、チューナー部分は別なのでこれらをスマートに設置して、配線を隠すには時間と手間がかかります。 今回も、インパネセンタパネル、ナビシート、後席、フロアカーペット、A・B・Cピラー、ハットラック、トランクトリムなど.、内装を大々的にバラしました。 取付レポートはこちら・・・(工事中です) このナビにはOn/Offスイッチがついていません。 イグニッション(アクセサリ)Onにしたら常時ナビが動作、ということはハードディスクもずっと回りっぱなしなはずなので果たして耐久性はどうなのかという心配もあります。 以前のナビのように10年間もトラブルフリーで動いてくれるとありがたいのですが・・・ |
ナビ・テレビ・オーディオ構成図 |
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最終更新:2004.12.03. |