スバル・レガシィ ツーリングセダンRSターボ のページ

BD5B イントロダクション

所有期間： 1,587日

走行距離： 36,278km 

稼働時間： 1,277時間

購入： 1996年08月

売却： 2000年12月

SUBARU Legacy 4WD Touring Sedan RS Turbo Black Mica (Applied model: BD5B48D, 96MY JDM)

はじめに

　このコーナーでは、1996年7月に新車で購入して2000年12月までの4年余り乗った私にとって初めてのスバル車≪スバル･レガシィ ツーリングセダンRSターボ≫について、車両の基礎データやインプレッション、モディファイを行った箇所、トラブル記録などを後日書き綴ったページです。

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購入までのいきさつ

　所帯もちになるとクルマ選びにも色々制限が出てきます。　トヨタMR2(SW20)も2台目を購入して約2年、絶好調で今度こそ車検を通してまだまだ乗るぞ〜、と思っていた矢先、第一子が産れることがわかりました。　こうなると2シーターは、全く役立たずで買い替え命令が・・・。　我が家にはセカンドカーを買うような余裕も、置き場所もないため泣く泣く手放すことを決心、クルマ選びが始まりました。

　今までロケットみたいなクルマに乗っていたので、ダルいファミリーカーだけは何とも受け入れ難く、譲れない部分でした。　トヨタ、日産には該当車なし、ホンダは実家でアコード(USクーペ)とコンチェルトに乗っていたので親近感はありましたが、だんだんミニトヨタになりつつあるクルマ作り、企業姿勢が気に入らないのでドロップアウト。　三菱、マツダにも魅力的なクルマはなし。　そんな中、スバルは昔から気になるメーカーでしたが、如何せんどっちが前なのか後ろなのか判らないような個性的なデザイン(?)にアレルギー反応が出ていました。　しかし、初代レガシィがデビューして随分イメージが変わりました。　92年ごろにも新宿のショールームに見に行ったりして、ハイパワーAWDは結構気になる存在だったのですがあの掃除機みたいなエンジン音だけはどうにも好きになれませんでした。　そんな折、デザイン的にも好みだった二代目レガシィが＜全性能モデルチェンジ＞(当時のカタログ)といわれるマイナーチェンジをして280PSになる、という情報が入り、早速スバル本社ビルのショウルームを偵察。　発表はワゴンもセダンも同日(1996年5月24日)でしたが、セダンの発売は一ヶ月遅れの6月下旬からということで暫くはカタログを眺めてあれこれ空想するだけの日々が続きました。

　スバルのディーラーって何処にあるのかなぁ・・・　イエローページで我が家から一番近くにある店舗を探して出かけてみて最初の洗礼を受けました。(爆)　店に入っても誰も寄って来ない・・・　それまで出入していたトヨタビスタ店は、こちらが鬱陶しくなるくらい付き纏ってきたのに、エライ落差です！　まあ、ゆっくりクルマが眺められてありがたいんですけど構われないと構ってほしくなる・・・　客はワガママです。　暫く眺めていたらようやくおとなしそうな、それまでの私の抱いていたディーラーマンのイメージを覆すような店員が寄ってきました。　後で富士重工本社からの出向社員と聞いて納得。　このとき以来、私の担当は一度も途切れることなく出向社員ばかりになるのでした。

　セダンが試乗がしたい旨伝えると、ワゴンならあるけどセダンはその場には無いので次回までに試乗車を用意します、ということで、日を改めて訪問することにしました。

写真3： 納車。　ディーラーにて

オーダーから納車まで

　試乗をしてまず感じたのは、280PSってこんなもん?、という点でした。　加速性能、シートポジションとも、やっぱり乗用車なんですよねぇ。(あたりまえ)　それまでのSW20が殆ど地面に座るような着座姿勢で、ジョイスティック感覚でシフトチェンジしていた比べるともはや諦めの境地でした。

　車選びに本腰を入れ、ディーラー巡りを開始したのが7月初旬、子どもの出産予定日が8月初旬、タイムリミットは刻一刻と迫っていました。(汗　

　出産準備やら何やら雑用に追われ、時間もなかったのと値引きもまずまずだったので、購入決断するのに時間はかかりませんでした。　でも、私にとって初めてのスバル車の購入動機は、積極的というよりはどっちかというと必要に迫られて、といった形になってしまいました。　このときはこれから長期間スバル車に乗り続けるなんて、これっぽちも思っていませんでした。

ファーストインプレッション

　納車は長男が誕生して4日目にこちらから出向いてディーラー営業所で行ないました。(写真2)

　ディーラーにSW20を置いて、レガシィで帰る道、「普通のクルマに乗るようになってしまった」何ともいえない寂しさがありました。　狭い2シーターで、エンジン音がいつも背中から聞こえているのに慣れていたので、凄く静かになったのと、背後に巨大な空間があるのが不思議でした。　発進時のトルク不足とやたらにグニャグニャと長いシフトストロークなどネガな部分ばかりが気になって、最初の2ヶ月くらいは今ひとつ前向きになれませんでした。

写真4： 走行距離は10km　ガソリンタンクは空！

カスタマイズ

　子どもの誕生と共に乗り始めたクルマなので、最初はクルマ弄りに費やす時間も労力も無くそのまま乗っていました。　それでも、オーディオとナビは納車後一週間で前車からのものに入れ替えました。

　その後行なったモディファイは、STiフルスケールスピードメーター交換、フロントグリル交換、STiクイックシフト取り付け、STiチタンシフトノブ交換、Provaスティフナー取り付け、室内時計自作、アルミホイール交換(冬タイヤ購入)程度で、大したことはやりませんでした。

車両データ

メーカーHP http://www.subaru.co.jp/spirits/history/h5/h5_100.html

作成日：2004.11.21.